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B.O.B.L.レギュレーション  


近年のB.O.B.L.レースにおいて参加者の皆さまは、日々速くなるための試行錯誤をしていると思います。結果GP50クラス・ノーマル50クラスのレースは、速くなり面白味も出てきていると思いますが、その反面、車両故障や事故が多くなってきていることも事実です。

主催としましては、過激なチューニングを望んでおりません。レース初心者も初めてB.O.B.L.へご参加の方も、勝ち負けを重点とせず、誰もが楽しめる旧車レースのイベントを目的として運営しています。ご参加の皆さまもご一考ください。不明点等がありましたら、運営へご確認ください。

開催クラス

  • GP Class 50(60cc以下 / 年間ランキング)

  • Nomal Class 50(60cc以下)

  • Modified Class 50(クラッチ付き車両 / 60cc以下)

  • Open Class 90(クラッチ付き車両 / 100cc以下)

  • 耐久レース(Nomal Class 50 車両使用)

 

第1条 出場車両

1. 参加車両は、原則として1964年までに生産された、ボトムリンク式懸架装置を持つ排気量100cc以下のモーターサイクルに限ります。

2. ただし同型式のまま継続生産されたモデルに関しては、主催者の判断により参加の可否を判断します。可否の判断は、エントリー前に必ず事務局の裁定を仰いでください。

 

第2条 エンジン

排気量

エンジンのボアアップ等による排気量増減は可能ですが、変更後の排気量での該当クラスに出場することが出場の条件となります。出場クラスの判断は、エントリー前に必ず事務局の裁定を仰いでください。気筒数のオリジナルからの変更は一切認めません。

付則

エンジンの外観を著しく変える改造は一切禁止します。その判断は事務局の権限により可否が決定されます。

動弁機構

弁機構オリジナル構造からの変更を一切禁止します。

・バルブ

1. バルブ径およびバルブ材質の変更を禁止
2. ロッカーアーム比および材質・構造の変更を禁止

・カム

1. カムシャフト(肉盛りおよびベースサークル等)の加工を禁止
2. バルブリフターの加工を禁止

・シリンダー

1. シリンダー加工による圧縮比の変更を禁止
2. シリンダー材質変更の禁止

・ピストン

ピストン加工(肉盛り)による圧縮比の変更を禁止

・ヘッド

燃焼室の加工による圧縮比の変更を禁止

点火方式

1. 無接点式およびCDIの使用を禁止 (ノーマルポイントを使用してください)
2. 著しい軽量化の禁止

クランク

ウエイト追加及びストロークの変更を禁止

キャブレター

1. フラットスライド式キャブレターの使用は一切認めません。
2. 口径20mmまでです。
GP50クラスは、口径の制限がありません。

トランスミッション

C50、C115等のT/Mを使用した改造車両は、モディファイドクラスへの参加となります。

冷却装置

1. その車両の生産時の機構に準じる。(空冷車両の水冷化は禁止)
2. オイルクーラーの取り付けは可。

キックスターター

ノーマルクラス(N50)参加車両は、キックスターターの取り外しは不可です。ただしHONDA C102 初期型のセルモーター付きの車両は、メーカー出荷時よりキックスターターがないため、例外とします。耐久レースへの参加を考えている場合は、事前に事務局へ確認をしてください。GP50クラスは、取り外し可。

クラッチ

乾式、湿式ともに、外部にオイルが漏れる機構は認めません。メーカー出荷時の仕様からの変更は認めません。

Modified Class 50/ Open Class 90 特別ルール

・点火方式の変更が可能です。
・トランスミッションの改造も可能です。 

仕様変更一覧表  × 印は仕様変更不可。


第3条 フレーム

1. 原則として、オリジナルから逸脱したフレームの使用は認めません。可否の判断は、エントリー前に必ず事務局の裁定を仰いでください。
2. スタンドは、センタースタンド、サイドスタンド共に外してください。

 

第4条 リアスイングアーム・サスペンション

1. スイングアームの形状は、原則としてオリジナルのもの以外は認めません。
2. 角断面、楕円断面チューブ、テーパードタイプの場合はオリジナルに使用されている同一材質・形状の場合のみ認めます。
3. リザーバー別体型リアショックユニットの使用は認めません。

 

第5条 フロントフォーク

1. ボトムリンクに限定します。(内部ダンパー、スプリングの改造は可)
2. テレスコピックフォークは使用不可です。
3. 原則として他車種からの流用は不可です。
※ 不明な点は、事務局の裁定を仰いでください。

 

第6条 ブレーキ

1. 必ず前後ともに操作系統が独立したドラムブレーキを装着しなければいけません。ディスクブレーキの装着は禁止します。
2. 後輪のハンドルブレーキは禁止します。

 

第7条 ハンドルバー

1. ハンドルバーの左右両端の幅は、300mm以上でなければなりません。また切れ角は左右それぞれ20度以上とします。
2. グリップおよびレバーは、フェアリング等とのクリアランスを20mm以上確保しなければなりません。
3. ハンドルバーと燃料タンクのクリアランスは、30mm以上確保していなければなりません。
4. グリップエンドは、塞がっている状態に加工してください。

 

第8条 クラッチ・ブレーキレバー

クラッチ・ブレーキの各レバー端部は、球状でなければなりません。

 

第9条 フットレスト ペダル

フットレストおよびフットペダル類の先端は、直径20mm以上、半径8mm以上に丸められていなければなりません。もしくは、ゴム類でカバーされていなければなりません。

 

第10条 リム・ホイール

1. すべての車両は、前後スポークホイールを装備しなければなりません。キャストホイールの装着は禁止します。
2. リム径は最大18インチで、これ以外のリムはオリジナルサイズでない限り認めません。
3. リム幅は最大WM1(1.60)で、これ以外のリムはオリジナルサイズでない限り認めません。
4. リム径は最小で15インチ、リムの材質はアルミ、スチールに限定します。

 

第11条 タイヤ

一般に市販されている公道用オンロード・バイアスタイヤのみの使用を認めます。ただしクラシックレース専用に開発・販売されている溝付きレーシングタイヤ(バイアス)については使用を認めます。

 

第12条 燃料タンク

1. 原則として、スチール製、アルミ合金製のみ使用を認めます。
2. FRPの場合に限り、内部に防爆材を完全に充填することを前提に使用を認めます。燃料タンクにブリーザーホースのある場合は、ブリーザーホースにワンウェイバルブを装着し250cc以上の容量のキャッチタンクに配管しなければなりません。
3. ゴム栓式のタンクキャップの場合は、転倒時の対策は必須です。

 

第13条 オイルキャッチタンク / ガソリンタンク

1. すべての車両は、その排気量より容量の多いオイルキャッチタンクを取り付けなければなりません。
2. キャッチタンクには、なるべくドレンボルトを取り付けてください。
3. オイルキャッチタンクからの排出側ブリーザーホースは、必ずキャブレターの吸気側に向けて取り付けてください。オイルフィラーキャップ等の改造によりブリーザーをつける場合は必須です。
4. ノーマルブリーザー車については、今後の開催サーキットにより義務化されている場所もありますので、予め対応しておくことをお勧めします。
5. ノーマルブリーザー車のブリーザーを外した場合は、ホースを付けオイルバットに戻してください。
6. ガソリンキャッチタンクは、全車両に装着を義務とします。

 

第14条 オイルアンダートレー

1. オイルアンダートレーをエンジン下部に装着してください。
2. オイルアンダートレーは、エンジンオイル容量の、半分の容量を保持できる構造でなければなりません。雨天対策として、ドレンボルトを設置してください。
※2ストローク車両は、装着の必要はありません。
 

第15条 ワイヤリング

事務局が指示した必須ワイヤリング箇所には、必ずワイヤリングを実施してください。
1. インスペクションキャップなどワイヤリングを施すことが難しい箇所については、ガムテープ等で固定してください。
2. C100、C105等のキャブレターフロート別体モデルは、フロートのロックネジの取り付けを義務化します。ワイヤリングボルトを取り付けてください。
3. ワイヤリングワイヤーの線径は、0.6mm以上を使用してください。
※ワイヤリングの端末は必ず折り曲げるようにしてください
※ワイヤリングボルトの販売をいたします。事務局へお問合せください

必須箇所
1.
フュエールライン 
2. オイルキャッチタンク等のオイルラインおよびドレンボルト
3. マフラーボルト
4. エキゾーストフランジボルト
5. アクスルシャフト(フロント、リア) 
6. スイングアームピボット
7. オイルフィラーキャップ 
8. ブレーキトルクロッド(フロント、リア)
9. 外部に露出しているスプリング(リアブレーキ、エキゾースト等)

 

第16条 スプロケットガード

1. リアスプロケットとドライブチェーン間の巻き込みを防止するための、フロントおよびリアスプロケットガードを装着してください。
2. 排気管等の構造上、リアスプロケットとドライブチェーンの間に巻き込みが発生する可能性がない場合は、スプロケットガードは不要です。
※フェアリング装着車両は、スプロケットガードは不要です。

 

第17条 排気系

1. 排気管は車両の後方に排出する形状でなければなりません。また排気管は後輪最後端垂線より突き出してはなりません。
2. 直管は禁止です。有効なサイレンサーの装着を義務とします。音量が著しく大きい場合、主催者判断で出走取り消しの場合があります。
3. エキゾーストパイプおよびサイレンサーの素材はスチールに限ります。2ストロークサイレンサーにおいてはその限りではありません。

 

第18条 フェアリング

フェアリングを装着する場合は、以下の条件を必ず満たしてください。
・前輪は明瞭に左右両側から目視できること。
・フェアリングの前後長は、前輪アクスル上の垂線50mm前方から後輪アクスル上の垂線の間になければならない。
・フェアリングの最低地上高は100mm以上を確保すること。
・ライダー乗車状態では、両前腕部以外は、上方、後方および両側面から見えなければならない。
・フェアリングのいかなる部分も、先端部が角のない形状にすること。
・フェアリング前面のゼッケン部は、傾斜角度30度以内でなければならない。
・後輪は、後輪の垂線後部から円周180度に渡って見えなければならない。
・ビキニカウルの使用は禁止です。

 

第19条 フェンダー

1. フロントフェンダーは、タイヤ外周を100度以上に覆うように取り付けなければなりません。
2. フェアリングを装備した車両の場合、フロントフェンダーの規定は適用されません。

第20条 車両から取り外すもの

以下の部品は必ず取り外さなければなりません。
・ヘッドライト
・テールランプ
・ウインカー等の灯火類
・バックミラー
・センタースタンド
・サイドスタンド
・公道用ナンバープレート
・バンパー等のガード類

 

第21条 使用禁止部品等

以下を禁止します。
・ターボチャージャー・スーパーチャージャーなどの過給器の使用は禁止。
・軽合金製の前後アクスルシャフトの使用は禁止。
・メタノール等のアルコール燃料の使用は禁止。

 

第22条 危険防止

1. 自他ともに危険を及ぼす改造は一切禁止します。
2. 車両検査において競技役員が危険と判断した車両は、出走を取り消しいたします。
※不明な点は、事務局の裁定を仰いでください。

 

第23条 車両規則の変更

本規定は事務局からの事前告知により変更される場合があります。

 

第24条 ゼッケンプレート

1. 車両は、前面と両側面に決められたゼッケン番号を付けなければなりません。
2. 各プレートは、楕円(縦21cm、横25cm以上)でなければなりません。
3. 数字は必ず算用数字を使用し、見やすく明確なものでなくてはなりません。プレート・数字に、蛍光色の使用は認めません。

・GP Class 50 /黒ベース・白文字
・Normal Class 50 /黒ベース・白文字
・Modified Class 50 /緑ベース・白文字
・Open Class 90 /赤ベース・白文字 

第25条 装備品

1. ヘルメットは、二輪オンロード用フルフェイスヘルメットとします。
2. ヘルメットは、SNELL、DOT、CE / ECE、MFJの記載のあるヘルメットをご使用ください。販売時に「装飾品」等の記載のあるヘルメットの使用を禁止します。(近年のSHOEIへヘルメットについてはOKです / 詳細は運営に確認してください)
3. ヘルメットリムーバーは、必須です。
4. ウエアは、上下とも革製とします。
5. 脊椎パッドの装着は、必須です。
6. 靴は、紐のない革製ブーツとします。(くるぶしが見えない長さのブーツを使用ください)
7. グローブは、走行中素肌の露出が無いものを装着をしてください。レース中に素肌の露出が認められた場合は、ブラックフラッグの対象となります。
※ガード付きのレース用グローブを推奨
※ヘルメットの顎紐が使えないものは使用不可です。

 

第26条 車載カメラ・インカムの使用について

1. インカムの使用は、スプリントレース・耐久レースとも禁止します。
2. 車載カメラについては、ヘルメット・ウエア等への取り付けを禁止します。
3. 車両への取り付けは可能です。車載カメラを取り付けた場合は、取り付けた状態で車検を受けてください。

第27条 レースについて

スプリントレースにご参加の方は、第29条から第31条のご自身が出場する項目をご確認ください。
耐久レースについては、第30条、第31条をご確認ください。

注意事項
・耐久レースのみの参加は受け付けておりません。耐久チームのどなたかがスプリントレース出場が条件となります。
・「耐久のみ参加」の方も、朝の受付、誓約書サイン、装備品確認、ブリーフィング参加が必要です。
・受付・誓約書への署名が済んでいない場合、レースへ参加できませんので、時間までに必ず会場にお越しください。

第28条 GP Class 50

GPクラスは、年間を通して出走ライダーを固定したレースです。レースの速さ、品格を求められるクラスです。

GPクラス 車輌
Nomal Class 50と同様の車両から、以下の変更が可能です。
・キャブレターの口径の制限はなし。ただしフラットバルブキャブレターの使用は禁止です。
・キックアームの取り外しが可能。

レース
・1日1レースもしくは2レースです。
・開催するサーキットによってクラスの周回数が変わる場合があります。

グリッド
・ピンポン玉の抽選でグリッドを決定します。
・レース直前にコイントスで進行方向を変更するサーキットがあります。

スタート方法
押しがけスタートです。

レース結果
レース毎にポイントを加算し、開催レース毎に表彰いたします。
年間獲得ポイントで、チャンピオンを決定します。
最終戦後に成績が下位の選手の降格、好成績を収めたNomal Class 50の選手昇格があります。
規定周回数の半分以上を周回していない場合(7周の場合4周)は、ポイントの獲得ができません。

1位 25pt / 2位 20pt / 3位 16pt / 4位 13p / 5位 11pt / 6位 10pt / 7位 9pt / 8位 8pt / 9位 7pt / 10位 6pt / 11位 5pt / 12位 4p / 13位 3pt / 14位 2pt / 15位 1pt

第29条 Normal Class 50

Normal Class 50は、参加者人数に合わせてクラスが増減します。現在は、サーキットに合わせAクラス(N50A)、Bクラス(N50B)に分けてレースを開催します。参加者数が多い場合は、Cクラス(N50C)をご用意します。レース速度の速い方からAクラスとします。各クラスの振り分けは、事務局で決定します。
※レース経験者( 過去・現在を問わずMFJ競技ライセンス取得者 / 国際・国内のBおよびA1 )の参加者は、参加クラスの調整を致します。事前に運営事務局にご連絡ください。

レース
・1日1レースもしくは2レースです。
・参加人数によりクラス分けをします。
・レースは、1クラス15〜20台で組む予定です。
・速度差を考慮し、A〜Cクラスに分けます。
・開催するサーキットによってクラスの周回数が変わる場合があります。

グリッド
・1日1レースの場合は、そのままの結果で表彰となります。
・1日2レースの場合は、各レースの合算で総合順位を決定します。合算同順位の場合は、2レース目の順位を優先します。


スタート方法 N50A、N50B(N50C)
以前は、ロケットスタートをOKとしておりましたが、現在は事故防止のためギアを1速に入れ、両足を地面についた状態でのスタート方法へ変更となっています。
※ロケットスタートとは、クラッチを切った状態またはニュートラルにした状態から急に発進するスタート方法。

1.エンジンスタートの合図
2.ギアを1速に入れ、地面に両足をつける
3.日章旗の振り下ろしでスタート

第30条 Modified Class 50 / Open Class 90

Modified Class 50 / Open Class 90は、混走レースです。

レース
・1日1レースもしくは2レース
・参加人数により、クラス分けを予定しています。
・開催するサーキットによってクラスの周回数が変わる場合があります。

グリッド
ピンポン玉抽選もしくは、事前に運営で抽選を行い決定します。

レース結果
・各クラスごとに表彰します。
・1日1レースの場合は、そのままの結果で表彰となります。
・1日2レースの場合は、各レースの合算で総合順位を決定します。合算同順位の場合は、2レース目の順位を優先します。

スタート方法
クラッチスタートです。

第31条 耐久レース / E.O.B.L.

1.E.O.B.L.(エンデュランス オブ ボトムリンク)は、開催年度によってレース時間やレース方法が異なります。
2.耐久レース参加車両は、Normal Class 50 のレギュレーションに準じます。
3.1チーム3名以上のライダーで参加できます。
4.スタート方法は、ル・マン式です。天候によりローリングスタートになる場合があります。
5.レース中のインカムは、使用禁止です。
6.チェッカーフラッグ後の追い越しは、禁止です。事務局の指示に従い、ピットロードに順番を崩さず並んでください。着順位の確認をいたします。(レース会場によります)
7.一部のレース会場では、コースマーシャルをしていただきます。
8.ピットロードを走行の際は、歩行者や観覧者に気をつけ、確実に徐行をしてください。(違反チームにはペナルティを課します)
9.レースによっては、ハンデキャップを設ける場合があります。お楽しみください。

夜間耐久特別ルール
・ヘッドライト、テールランプの装着が必要です。
・ヘッドライトは15W以上、直径10cm以上とします。テールランプは5W以上、直径2cm以上とします。
・レース中に点灯しますのでライトスイッチの装着が必要です。
※LED球の使用は不可です。
※メーカー製造時の点火方式を使用してください。バッテリーのみの点灯は禁止です。
※ライトの光量不足や見えにくい場合、ブラックフラッグの対象となる場合があります。

ガソリン給油
・各チーム、5L以上のガソリン携行缶をご用意してください。
・チームの携行缶が分かるように、ゼッケン番号を入れてください。
・ガソリン給油所に、1チームの1つの携行缶を置きます。

レース
・耐久レースのスタート前に、出走車両のタンク内のガソリンを空にして車検を行います。
・給油所い用意されているジョッキを使い、チームのガソリン携行缶から 500mlを給油し、指示されたグリッドに車両を並べます。
・レース中は、1回のピットインにつき 500mlの給油が可能です。
・給油の際は、必ずエンジンを止めてから給油をしてください。
・給油の際に、ライダーチェンジができます。
・走行後のライダーが自分で給油することはできません。必ず2名以上で給油作業を行ってください。
・レース終了15分前に給油所はクローズします。

第32条 フラッグ

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B.O.B.L.では、レースを円滑に運営するために5種類のフラッグを使用しております。レース参加の方は、コースマーシャルがレース中に掲示するフラッグの意味を理解しレースに臨んでください。
レース場によっては、参加者の皆さまが実際にコースマーシャルに入って旗を振っていただく場合があります。


1.日章旗
レーススタート。スタート時に使われます。(シグナルの場合はレッドライトが消灯)

2.イエローフラッグ
危険予告。コースサイド、コース上に危険が存在することを意味します。黄旗は危険のある現場の1つ前、もしくは2つ手前のポストから提示されます。黄旗区間ではライダーは走行に注意してください。急激な減速の必要はありません。追い越しは禁止です。

3.レッドフラッグ
レース競技中止。赤旗が振られると、全ての競技車両はピットに戻らなければなりません。最大限の慎重さをもってピットインしてください。追い越しは禁止です。
(耐久レース中に赤旗が出た場合の、ライダーチェンジ・給油等は不可)

4.ブラックフラッグ
レース中に車両や装備、ライダーに問題があると思われる場合にゼッケン番号が書かれたサインボードと併せて振られます。提示されたライダーは速やかにピットインしなければなりません。コントロールラインポストで提示されます。

5.チェッカーフラッグ
競技終了。コントロールラインポストで振られ、レースの終了を意味します。ダブルチェッカーを受けないように注意してください。
レース中ファイナルラップまでの間に周回遅れとなった車両は、チェッカーフラッグを振られた周回で、レース終了となります。
(耐久レースでは、チェッカーを受けてからの追い越しは禁止です)


以上